先週の11月20日に発売が開始されたホンダのNew N-ONEに早速試乗してきましたのでご紹介して置きます。
試乗したクルマはこちらのNAグレードのOriginalです。RSは来週末に試乗予定(^^)
ぱっと見では、あまり変わった印象はないですが、細部を見れば結構変わってます。
フロントではナンバープレートの下側からロアスカート辺りの造形が変わってますね。
こちらが後ろ側になりますが、こちらもロアスカート辺りが違います。
リヤのコンビネーションランプはフルLEDでウインカーも外側の赤い所が光ります。
斜め後方はこんな感じです。
サイドパネルはあまり変わった様子はないですね。
ホイールはスチールだけど、ちょっとオシャレな感じです。
室内はこんな感じです。
フロントシートはベンチシートじゃなくセパレートになりました。
インパネと助手席の前周りもスッキリして好印象です。
でもって、助手席の足元はグローブボックスの出っ張りがなく、広々していますので、助手席に乗せた方への軽自動車特有の窮屈感は少ないと思います。
左側の写真の真ん中が、N-WGNと同じく標準装備された電子制御パーキングブレーキのスイッチです。
パーキングブレーキが足元にないので最初はちょっと戸惑いますね。
その下がオートブレーキホールドのスイッチとなります。
停止時にブレーキペダルを踏み続けなくてもブレーキが利く機能ですが、作動させるとちょっとペダルに違和感を感じるので慣れが必要かなと思います。
慣れてしまえば快適に使える機能だと思いますが、管理人みたいにMTに乗っていると何事も自分で操作しないと気が済まないんで、やっぱりOFFになるかなぁ(笑)
そして右側のイグニッションスイッチですが、赤く光っていて何気にちょっとカッコイイです。
でもって、肝心の試乗の印象ですが、試乗してまず驚くのが、車体の剛性感の高さですかね。
とにかくカッチリしていて高級感があります。
N-BOXからの流れを汲むNewプラットフォームですが、更に車体が軽量なので剛性感が上がった感じがします。
そして何よりビックリしたのがサスペンションです!
何たって、この領域は管理人の専門領域なんで、みる目を厳しくしていますが、味付けがいい意味で絶妙なんです。
走り出しはホンダ特有の少し固めな印象なんですが、路面の継ぎ目のいなし方が半端なく良いです。
この領域は既に軽自動車の領域じゃないですよ!
口元からしっかり減衰が出ていて、ふわっとした所がないので安心感が高いです。
それでいて動きに硬さがなく、ギャップも見事に吸収する。実によくセッティングされていて感触がいいです!
走行中にちょっとハンドルを左右に振ってみましたが、ロールはそれなりに感じるのでスプリングは割とソフトな印象です。
ちょっとコーナリング性能は試乗コース上で試せるシチュエーションじゃなかったのですが、グレードから言っても凄くいい足だと感じさせます。
あとエンジンですが、N-BOXシリーズ同様、ロングストロークのS07BなのでNAながらトルクフルです。
ただキビキビ走りたい方は、やはりターボのPremiumグレードがお勧めです。
でもって、一番印象が変わったのがエンジンブレーキの利きでしょうか?
ちょっと利きを弱くして抑えた方向に味付けされているみたい。
以前のエンジンはエンブレがちょい効き過ぎな印象を受ける時もあったけど、こちらは適度に抑えられていますね。
あと、アイドルストップの設定も良くなってます。
旧モデルだと停止直前にブレーキを緩める乗り方をするとエンジンが再始動する時が多かったけど、かなり改善していると思います。
今回の試乗の印象としては、外観は旧型を踏襲しているけど、中身は全く別物として進化していると感じました。
特に今回のNAグレードの車体と足の良さに感動しました。
これがベースだと、RSの6速MTとの組合せは期待大です。
これでホンダセンシング標準装備なら20万アップでもお買い得なんじゃないかな。
でもってそのRS6速MTですが、来週末に試乗予定なので、今回お届け出来なかったコーナリング性能含めてそちらで改めてご報告したいと思います!
kazySUS