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NDロードスター NR-Aをレンタルしてみました!

前回はNDロードスターのS Special Packageをレンタルしたんですが、良く見たらNR-Aもあったので、今回そちらをレンタルしてみました。

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Omoshiro Rentacar(https://www.omoren.com)より引用

ボディカラーは2019年11月の商品改良で追加されたポリメタルグレーメタリックなので比較的新しい個体ですね。

ホームページでの説明では2020年12月登録とのこと。

内装はこんな感じ。

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Omoshiro Rentacar(https://www.omoren.com)より引用

NR-Aはレースベース車なので内装はほぼSグレードを踏襲してます。

Sグレードに対しての簡単な違いを書いて置きます。

NR-A装備
・リヤスタビライザー(Sを除くMT全車と同じ)
・トンネルブレースバー(Sを除くMT全車と同じ)
・フロントサスタワーバー(RSと同じ)
・フロント・リアブレーキディスク大径化15インチ(RSと同じ)
・車高調整付きビルシュタイン製ダンパー
・強化型トルセンLSDデフ(2L MTモデル用)
・ラジエーター容量アップ(2L MTモデル用)
・リヤドライブシャフト径アップ34mm(2L MTモデル用)

あとはSと同様にマニュアルエアコンでマツコネがないので極めてシンプルですね。

マツコネがないので純正ナビの設定はありません。

なので今回はちょいと秘密兵器を準備しました。

[PR]DesertWest 車載ホルダー マグネット Amazon商品ページより引用

用意したのは吹き出し口のルーバーに取り付けるタイプのスマホスタンドです。

NDロードスターの場合は具合よく、センターディスプレイの直下に吹き出し口があるのでこちらにスマホを取り付けてナビにしようという魂胆です。

使い勝手は後ほどご紹介するとして、まずはファーストインプレッションからスタートです。

ファーストインプレッション

前回同様、あくまでも管理人の個人的な主観ですので、多少の感じ方の違いはご容赦下さい。

最初にドアの抵抗感ですが、閉めた時の感じは前回のクルマほどの違和感がないです。

割と普通には感じるので前回のクルマがちょっと特殊だったのかも知れません。

あと開く時ですが、こちらも2か所で止まるところが感じられる様になってます。

ただドアの重さの関係か不意に開けると軽すぎて開き過ぎる感じは残ってますね。

シート座り具合は前回のクルマほどは沈み込まなかったけど、ちょっとソフトな感じは受けます。

ただステアリン調整としてテレスコピックがこのモデルチェンジから追加になっているのでシートポジションの自由度が増えたのは歓迎できますね。

ついでにステアリング特性についてですが、S Special Packageに比べて重くなっていて概ね好印象なんですが、中立付近の遊びが全くなくて動作が重くなった分、高速道路では絶えずどちらかに舵を当てていないといけない感じが助長されて結構神経質に感じました。

レースベース車なのでのんびり気を抜いて走ることは想定してないのかもしれませんが、個人的には、遊びをほんの少し作って、中立付近の初動だけ軽くするとかなり改善すると思います。

続いて乗り心地ですが、走り始めはかなり硬い感じを受けましたが、走り出してサスが温まってきたら角がとれた感じになり、ちょっと硬めだけど許せる範囲になりました。

それと車体剛性ですが、オープンの割にはかなりカッチリしている印象を受けました。

更にオプションでロアアームバーとか更に強化するパーツもありますのでこの辺りの自由度はありそうです。

サスペンションとしては、ビルシュタイン装着で、且つスプリングレートも少しアップしている様なので一般道でも口元から抑えが効いている感じでロールも少なく、ハンドリングはご機嫌ですね。多分車高もマイナス20mmしていると思います。

前回レンタルしたS Special Packageの過去記事はこちら

susmania.hatenablog.jp比較検討されている方は参考になると思います。

でもって、こちらが霞が浦での一枚。

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高速降りて、霞が浦の直ぐそばを走る周遊コースでオープンを満喫。

こちらは霞が浦の南側ですが、結構近くを走れる周遊路が整備されていました。

続いては表筑波スカイラインでの印象です。

峠を軽く流した印象

今回も同じく表筑波スカイラインで評価してみましたが、NR-Aの本領発揮と言うか、水を得た魚のようと表現すべきか、流れるようなリズムで走れます。

前回のS Special Packageに比べても安定性が高く、回頭性の良さが際立ちますね。

頭の入りが良いんで、ラインが一発で決まる印象です。

回り込んだコーナーでちょっと進入スピードが高いかなぁって思ってもアクセルワークだけでステアを余分に切り足すことが少ないのは好印象ですね。

あとは前回も感じましたが、エンジンのパワーバンドの広さが羨ましいです。

峠を軽く流す程度なら2000~3000rpm辺りで充分楽しめます。

でもって、その気になれば7000rpmのピークまで使える訳ですから…。

エンジン特性も含めて、ロードスターはいい意味で人馬一体ですね。

表筑波スカイラインの駐車場での記念撮影

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表筑波スカイラインですが、尾根を走っている感じで割と高低差が少なく、タイトなコーナーも少ないので走り易いです。

DesertWest製 車載ホルダー マグネットタイプ

前述で紹介したスマホホルダーですが、磁石も強力で落下の心配も少なく快適でした。

肝心の取り付けたところの写真を撮るのを忘れてました。ゴメンナサイ!

特に良いと感じたのは、ルーバーを挟むところにキズ防止用の柔らかいシリコン製クッションを装備しているのでルーバーを傷つけることもなくしっかりホールド出来ます。→前述の商品画像をクリックして貰えるとリンクで商品説明が確認出来ると思います。

ルーバーに挟み込むところのつばをしっかり吹き出し口に密着させることで、ホルダー自体が安定し、嫌なガタつきもなく、しっかりスマホナビの役割を果たしてくれました。

しいて言えば、もう少し吹き出し口に密着させるつばからスマホ座面までの長さが短くなれば更に振動耐性も上がってコンパクトで良くなると思います。

終りに

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今回は息子も誘って借りたんですが、外気7℃くらいでもオープンクルージングを味わえるロードスターに感激してました。

そんな爽快な気分を味わえるオープンカーでありながら、ちゃんとスポーツカーとしてのドライビングも味わえるロードスターはいいですね。

管理人もお金に余裕が出来たらとても欲しい一台ではあります。

kazySUS