管理人がちょっと前から欲しいと思っているNDロードスターですが、販売店の試乗車などを少しは乗ってみてはいたんですが、本格的に借りないと本当のところは分からないと思い、思い切ってレンタルしてみました。
借りたクルマはこちらのロードスター S Special Packageです。
取り合えず単独ドライブなのでマツコネナビ付にしました。
内装はこんな感じ
試乗コースは霞ヶ浦を南側から一周して筑波スカイラインを目指すことにしました。
ファーストインプレッション
あくまでも管理人の個人的な主観ですので、多少の感じ方の違いはご容赦下さい。
先ずは乗り込んだ時の印象からですが、噂には聞いていたんだけど、ドアの抵抗感がないですね。
借りたのが、多分初期型のクルマだったせいもあるんでしょうけど、ドアを閉めた時の抵抗感と開くときの抵抗感の無さにビックリ。
閉める時に窓が少し開くシステムになっているのも関係しているんでしょうが、最初は半ドアかと思うほどでした。暫くして慣れたけど…。
あと開くときは途中で止まるところがない上に抵抗感がないので要注意です。
続いてはライディングポジション関連ですが、やっぱり足元が狭いですね。
管理人のクルマS660も少しタイトだとは思いますが、それ以上に狭く感じます。
理由はフロントミッドシップマウントにしたエンジンのせいでトランスミッションの逃げが大きくなり、センターコンソールから足元にかけて狭くなってますね。
6MTだとフットレストとクラッチペダルとのクリアランスが狭くて、何回かクラッチ操作でフットレストと左足が干渉しました。慣れの問題もあるとは思いますが…。
クラッチの操作はS660と比較しても重くなくて、逆にちょっと軽いくらいですかね。
続いてアクセルペダルはオルガンタイプですが、管理人には特に違和感なかったです。
しいて言えば、一般道や峠を流すレベルのブレーキングではアクセルペダル高さが低くてヒールアンドトゥは少しし辛いかな。
5mm位かさ上げして、少し左側にせり出せば格段に操作しやすくなると思います。
続いて6MTのシフトフィールですが、ダイレクト感はあるけど、ちょっとヌルっとした感じでしょうか。
節度感はS660の方がありますね。これはどちら側に居るかで表現が変わる部類でシフト操作は良好です。但し、MTあるあるの1速が入りにくい時は少し多い気がします。
ステアリング特性ですが、こちらは中立付近から結構クイックだと思います。
S660は中立付近を少しダルにしてあるせいもあって、高速道路でもステアの落ち着きがありますが、逆にロードスターは高速道路で少し神経質に感じます。
ただ、絶えずどちらかに舵を当ててないと真っ直ぐ走らない感じはないです。
あとシートですが、借りたのがSスペシャルパッケージなのでファブリックシートでしたが、ちょっと沈み込みが大きくソフト過ぎな印象でした。
ただ乗り降りはシート形状もあってかロードスターの方が乗り降りし易く感じます。
続いて乗り心地と車体剛性ですが、ちょっとここは過走行車で且つサスも変えてあるみたいなので参考程度ですが、書いて置きます。
今回の試乗車の乗り心地は口元からの動き出しが硬く感じて、路面のつなぎ目とかで吸収性が悪く、ゴツゴツ感あり。
車体がこのサスの硬さにマッチしてなくて、舗装の補修が多い路面では乗り心地が悪いです。合せてフロントウインドウ付近からのビビリ音が結構気になります。
この辺りはクルマが過走行車ってこともあると思いますが…。
オープンカーなので、車体剛性はそれなりでしょうからもう少しソフトな足にしないとバランス良くないと感じました。
そんな事を感じながら、途中の霞ヶ浦西南の北利根川から霞ヶ浦を望む辺りで止まって写真撮影。午前中は曇り空だったのでまだ帆はクローズです。
続いては筑波スカイラインでの印象です。
筑波スカイラインを軽く流した印象
最初に感じるのが、回頭性の良さ。ステアリングレスポンスが良い事も起因していると思いますが、操舵に対して素直に追従する旋回性にちょっと感動です。
ロール自体は少し大きいけれど、素直に曲がる感じです。
あと登りで路面が少し濡れていてリヤが少し流れた時があったんですが、おぉ~流れたって感じで自然に修正舵を当てられるほどコントローラブルでした。
これが所謂、ロードスターの人馬一体っていうやつでしょうね。
管理人のクルマは旋回時の限界は高いので、多少強引に扱ってもそうそう破綻しないんですが、逆に破綻すると怖い思いをすると思います。
対してロードスターは、限界は高くないけど、コントロールし易くて楽しい。
速く走らせるには、それなりに基本に忠実な操作が求められるでしょうけど、流す程度で充分に楽しいし、FR車のドライビングテクニックを勉強するにはいいクルマだと思います。
あとパワーバンドが広いのが羨ましいです。
峠を軽く流す程度なら2000~3000rpm辺りで充分楽しめます。
でもって、ピークは7000rpmですからパワーバンドが広いですよね。
管理人のクルマだと登りで2500rpm辺りが下限で、実質的なピークも5000rpm辺りなのでギヤのチョイスも限られ、NAで排気量のあるクルマが本当に羨ましいです。
そんな訳でロードスターの1.5リッターでも管理人にはアンダーパワーは微塵も感じないし、状況が許せばぜひ欲しいクルマの一台ですね。
オープンカーとしての魅力
何と言っても数秒でオープン&クローズが出来るオープンカーですから、そこもロードスターの魅力です。
霞ヶ浦の北側で昼食を取ったあとはずっとオープンクルージングを楽しんだのですが、凄く快適ですね。
当日の昼間の気温は10℃前後だったんですが、日が落ちて7℃くらいでもヒーターの温度を少し上げれば寒くないので17時くらいまでオープンで走行出来ました。
実は管理人のS660はハードトップ装着なのでオープンにしたことほとんどないです。
幌の脱着が面倒なので、敢て一年中ハードトップ装着で過ごしてます(>_<)
管理人の印象だとオープンにすると剛性感がなく感じるのと、タルガトップ風に後ろだけ残って中途半端な感じなので外すことないです。
そんな訳でオープンクルージングがいつでも楽しめるロードスターはいいですね。
でもって今回借りたお店はこちら
いまなら野田本店と成田空港店限定ですが、次回レンタルで平日20%、土日祝10%の割引券を貰える22年新春キャンペーンを実施中です。
管理人は懲りずに次回もロードスター NR-Aを借りようと画策中です(^o^)/
kazySUS