以前お約束した通り、本日ホンダカーズにてNew N-ONEのRS 6MTを試乗してきましたのでご紹介して置きます。
試乗したN-ONE RSはイメージカラーのプレミアムイエロー・パール&ブラックです。
前回、N-ONEのOriginalの印象が良かっただけに管理人は乗る前からワクワク感でいっぱいでした(^^)
まずはしっかり外観からチェックしていきましょう。
フロントグリルとロアガーニッシュにクロムメッキでアクセントを追加してます。
この辺りはPremiumと同じだけど、フロントグリルに燦然と輝くRSのエンブレム!
もちろんRSを名乗るならギヤミッションじゃないといけません。
ホイールは専用のマットブラック仕上げの15インチに165/55サイズです。
こちらもサイズ的にはPremiumと同じながらマットブラックがボディカラーのイエローとよくマッチしてますね。
後ろは大型のテールゲートスポイラーが目を引きます。
もちろんですが、今回のN-ONEは全車ロールーフが標準です。
ドアハンドルとサイドモールもブラック仕上げで精悍さをアップしてます。
室内はこんな感じ。
フロントシートはオレンジのステッチが入った専用カラーです。
乗って気づいたんだけど、フロントシートはシートヒーター装備です。
冬場は何気にありがたい装備ですよね。
そしてリヤシートですが、フロントと比べるとちょっと洒落てないですね。
この辺りはコストとの兼ね合いかも知れませんが、フロントに合わせてもう少し奢っても良かったんじゃないかなぁ~。
そして皆さんが気になる部分がこちらでしょう!
RS専用装備の6MTですよね。基本的にS660の6MTをそのまま移植した感じでしょうか?
因みに1st~6th及び最終減速比はカタログ上でS660と同一でした。
タイヤの周長で若干の違いはあるでしょうが、各ギヤの守備範囲はほぼ同じと考えてよいと思います。
ステアリングホイールはもちろん革巻きでオレンジのアクセントが入り、ステッチもオレンジでした。
でもって、試乗した印象ですが、まずは車体剛性がOriginal同様しっかりしていています。
そして走り出して分かるのがエンジンの吹け上がりフィールが軽いです。
ロングストロークになったS07Bエンジンですが、低回転域のフィールがトルクフルでしかも吹け上がりが軽いんですよ。
そのお陰でクルマが軽く感じます。
車体重量を調べてみましたが、ホンダセンシングが付いて同一モデルで10kgほど重くなっていますが、RS 6MTのみ10kgほど軽いです。
クルマが軽く感じるのは車体重量差と言うよりエンジン特性によるものが大きいと思います。
高回転域は試乗車なのでさほど回してませんが、こちらはあまり変わらない気がします。
そしてシフトフィールですが、小気味よくてGoodです。
インパネシフトなので、最初はちょっと馴染めないですが、慣れてくるとステアリングから近いので素早いシフトが可能です。
それとペダル配置ですが、これはHonda車に共通でしょうけど、ヒール&トゥがし易くシフトダウンが楽しくなります。
でもって、シフト時のエンジンの回転落ちはS07Aより大きく感じます。
ひょっとすると、旧S07Aエンジンよりフライホイールマスが小さいのかも知れません。
何れにしてもエンジンフィールは軽やかでいてトルクフルなので好印象です。
そして、Originalでも感じた足の良さはこちらも健在でした。
タイヤサイズ的にちょっと辛くなるかと思ったけど、しっかりテスト屋さんが仕上げたみたいで好印象です。
道路のつなぎ目のいなし方がハードな味付けな割にはショックが少なくて、高級感があります。
これも車体剛性がしっかりしていて、そこに合わせこんだサスペンションがしっかり機能している証拠でしょう。
流石にちょっと大きめのギャップはコツンとくる感じはあるけど、吸収の仕方に安っぽさがないです。
でもって、コーナリング性能ですが、試乗コースの交通量が多くてあまり試せなかったけど、以前のN-ONEに比べてもハンドリングがシャープな印象です。
試乗結果をまとめると、総じて試乗フィールは好印象ですね。
通勤でも重宝しながら、小気味よいシフトワークを駆使して峠を楽しむには丁度良いボーイズレーサーだと感じました。
管理人も通勤スペシャルに一台ほしいなぁ~(^o^)/
kazySUS