9月23日(金)発売のRACERS Vol.61 RVF Legend[Part3]買っちゃいました。
書店でふと目に留まったのは、左下の「’90年の鈴鹿8耐で起きたガス欠事件を振り返る」ですかね。
内容は発売されたばかりなので、まだ書けませんが、90年8耐に於いて、101周目に起こったOKIホンダチームのあの燃料系トラブルに切り込んだものです!
W.ガードナー選手が101周目のヘアピン立ち上がりで止まって、マシンを揺すっているあのシーンが浮かびますね。
Hondaのホームページ「失敗から生まれる勝利。」と題したページにも、1990年のリタイヤの原因は書いてはあるけど、燃料タンクの構造ミスと追い上げによる燃料悪化みたいなニュアンスでトラブルの原因は明確には明かされてなかったと思います。
そして今回、このRACERS Vol.61 RVF Legend[Part3]にて燃料タンク担当者の方から克明に原因が明かされています。
管理人が敢てサブタイトルをつけさせて頂くなら「30年の時を経て今明かされる真実!」みたいな感じでしょうか!
起こった事は予測出来なかったのかも知れませんが、問題はそこからどうやって対策して、次の年に繋げてゆけるかでしょうね。
このトラブルの原因追及と対策だけに及ばず、何処までガス給油を保証してトラブルを防ぐかの幾重にも及ぶ改善策が盛り込まれていることにちょっと感服しました。
やっぱり、妥協せずに何処までも”こだわり”を持って、鋭意邁進することが肝心なんだという事を当時の担当者の方が伝えたかった様に感じますね。
今回のこの特集は、今の若い世代の方にも、ぜひ読んで頂きたい内容だと思います。
当時の方々が何を考えて、どう克服されたのかが、これから困難に直面した時にきっと指針になると思いますね。
暫く経って、RACERS Vol.61の雑誌販売も落ち着いたら、改めて管理人なりにこのVol.61を紹介してみたいと思います。
kazySUS